【海外事例】 バーガーキング 「Game with the King」             Xbox向けアドバゲームを認知拡大の起爆剤に

広告事例, 08/09/25

マーケティング効果とゲームとしての質を追求
アドバゲームの反響が、多メディアに波及

 ゲームは3タイトル用意された

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新しいゲームが出れば、今すぐ欲しい。そんなゲーマーたちの心理を突くマーケティングを仕掛け、成功したのが、ファストフードチェーンのバーガーキングだ。名うてのゲーマーたちを唸らせるような、市販の大容量ゲームにも劣らないXbox向けのアドバゲームを3タイトル開発し、これを北米の各店舗で、ハンバーガー購入者にわずか3.99ドルという破格な値段で販売。ゲームをプレイする体験を通して、ユーザーの心にブランドを定着させた。

展開にあたって、バーガーキングのプロモーション会社であるエクイティ・マーケティングが、マイクロソフトに提示した要件は、非常に厳しい内容だった。第一に、3.99ドルという低価格帯を実現すること。そして、バーガーキングのブランド認知を図るマーケティング効果を盛り込みながらも、ゲームとして見ても、高度なクリエイティブを実現させること。さらには、9カ月という短期間で、3タイトルを開発しなければならないというものだった。

マイクロソフトは、バーガーキングの要望に応えて、暇つぶしに無料で遊ぶ従来のアドバゲームに留まらない、魅力的なXbox向けアドバゲームを完成させた。ゲーム内には、バーガーキングの“キング”に掛けた王様のキャラクターや、ハンバーガーと同名のキャラクターなどが登場。これを企業のアイコンとし、多くのゲーマーとブランドとの接触を高めることを狙った。

市販のゲームの場合、世界中で100万コピーが売れればヒット商品と言われている。そのような中で、バーガーキングのXbox向けアドバゲームは、リリース直後から爆発的な人気となり、約6週間で320万コピーの売上げを記録した。これにより、マスコミからの注目も集まり、多数のメディアで取り上げられた。

また、この波及効果を利用して、ゲーム開発の舞台裏を紹介するテレビCMを放送したり、店頭ディスプレイでの露出など多面的なプロモーションを実施することで、話題をさらに広めていった。さらに、ブームはこれに終わらず、ユーチューブにも飛び火。ゲームを真似て王様の格好をしたファンが、街をうろつき、通行人がびっくりしている動画が投稿されるなど、大きな反響が得られた。

ブランドへの関心を高め
売上げ向上にも貢献

Xbox向けアドバゲームが呼び起こしたブランドへの関心は、そのまま企業の業績にも反映され、バーガーキングの四半期売上数値は大幅に伸長。マーケティングツールとしてのアドバゲームの可能性を裏付ける結果となった。ゲーム内広告市場は2010年までに、売上規模が7億3200万ドルに達すると推測されている。アドバゲームのような広告媒体は、30秒間のテレビCMと比較して、対象となる視聴者を長時間にわたって注視させることが可能であり、今後さらなる活用の広がりが期待される。

ゲーム内の画面。KINGをはじめ、商品や店員も登場している。















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