vol.8: ぜんぶと言うにはワケがある「MSNぜんぶ検索」

09/05/20

2009.05

トップページリニューアルで、一層利便性が高まった「MSN」。そのリニューアルの目玉ともいえる新検索サービス「MSNぜんぶ検索」の企画・開発を担当した伊藤氏に、その魅力と開発にかけた思いを聞きました。

新たな発見に出会える
好奇心を満たす検索

伊藤氏

 トップページのリニューアルに先立ち、3月16日にβ版としてスタートした「MSNぜんぶ検索」は、その名の通り一度の検索でWEB、Q&A(MSN相談箱)、マルチメディアなど、全8種類の検索結果をカタログ的に一覧表示する、日本独自の新しい検索サービスです。

 その最大の特徴は、検索カテゴリーのひとつにQ&Aサイト「MSN相談箱」を採用している点にあり、蓄積された人の知識を取り込むことによって、従来の検索と人の集合知を融合。検索の奥行きを一層広げることができました。

 具体的には、これまでWEBや画像といったカテゴリーごとに行っていた検索が一度にできるようになり、探していた情報により早く、的確に辿り着ける利便性はもちろん、検索結果の一覧表示によって検索ワードのイメージに多彩な広がりと奥行きを付加。それがユーザーのさらなる興味・関心を刺激し、さらなる検索行動を誘います。それによって関連情報が包括的に得られると同時に、思いもよらぬ新たな知的発見に巡り会える楽しみをも実現した点が大きな魅力となっています。

 オンラインなので特にターゲットの絞り込みはしませんでしたが、暇つぶしや何の気なしに検索して楽しんでいる人も意外と多いというアメリカでの調査結果から、このような人たちを念頭に置いて開発。その上で男性はもちろん、あらゆることに高い興味・関心を持つ20代~30代の女性など、幅広い層の方に気軽に利用してもらえるよう「親しみやすさ」にこだわりました。検索結果をカテゴリーごとに分けてグラフィカルに表示するカタログのようなデザインを採用したのもその一環で、サービス名称のひらがな表記もマイクロソフトの堅いイメージを和らげ、利用してもらいやすい環境づくりを狙ったものです。

“生きている”招き猫が夢に登場
「ぜんぶ検索」の成功に太鼓判!?

 この「ぜんぶ検索」、実は初期の頃からずっと検索に関わってきた私の上司のそのまた上司が以前から思い描いていた検索のあるべき姿を形にしたもの。ですので、企画・開発メンバーもそのイメージを共有できてはいたのですが、いざ具現化しようすると個々のメンバーのこだわりポイントなどの微妙なずれや、技術的な問題が発覚。当初は禅問答のような堂々巡りの毎日で、もはや開発断念かと弱気になることもありましたが、「理想の検索ツール」を目指すメンバーの熱い思いで難題を克服。β版ながら、無事ローンチすることができました。

 ローンチ直前は連日昼食時に商売繁盛・開運招福のご利益で知られる赤坂豊川稲荷別院詣に行き、新サービスの成功を祈りました。なでると、ご利益倍増という噂の境内の売店にいる“生きている”招き猫をなでていたところ、その猫が夢に出てきたことに意を強くし、「ぜんぶ検索」のさらなる進化に取り組む今日この頃です。

広告メディアとして、「MSN」コンテンツやキーワード連動によるページジャックといった企画広告の充実など、まだまだやるべきことはたくさんありますが、ユーザーの皆さまが「ぜんぶ検索」で、たくさんの新しい発見をしていただけるよう、これからも頑張っていきたいと思っています。

マイクロソフト
コンシューマー&オンラインマーケティング統括本部
オンラインマーケティング本部サーチグループ
シニアマネージャー
伊藤喜代子氏

2009年5月号ニュースレター
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